鶴岡ではどんな農業が行われているのか、ご紹介します。
【農業が盛んな東北】
こちらの日本地図は、都道府県別の食料自給率を示しています。日本全体では37%程度と言われていますが、東北は100%を超える県が多く、全国的に見ても、農業が盛んな地域であることがわかります。
【東北の野菜産出額1位の都道府県は…】
そんな農業が盛んな東北で農業産出額のランキングを見てみると…実は鶴岡は野菜部門1位、お米部門2位、全体でも3位と上位にランクイン。とても農業が盛んな地域であることがわかります。
【庄内米だけじゃない!】
「日本有数の米どころ」として教科書にも登場する、庄内平野を有する鶴岡市は山・川・海に囲まれた、とても自然豊かな地域です。農業をする環境としても、田んぼだけではなく、高原や砂丘地など、多様な農業の実践がされています。
庄内平野と聞くと、お米の印象が強いかもしれませんが、農業産出額 約326億円のうち、約半分がお米で残りは野菜や果物、お花等が占めています。
具体的にはどのような野菜や果物が生産されているのでしょうか。下記は鶴岡で生産される野菜や果物の重さを表した図になっています。ブランド枝豆の”だだちゃ豆” や全国的にも人気の高い砂丘メロンや庄内柿、家庭でおなじみのミニトマトやきゅうり、なす等、多様な野菜が栽培されていることがわかります。
あつみかぶに代表されるような、地域で引き継がれてきた在来野菜もたくさんあります。
鶴岡は冬は寒くなりますが、積雪は地域の中でも差があります。雪の少ない地域ではハウスの中で周年で農業を行うことができ、年間を通じて野菜や山菜等の生産が行われています。