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受入農家 2022.02.15

美味しいものにこだわり、消費者を思って作ることが大切。

阿部 栄喜



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29歳の時に家業の農業を継ぎ、家族経営をしている。「美味しいものを作ること」を大切にしている。 ミニトマト20a、メロン140a、大豆3ha、水稲4ha


SEADS研修生を受入れている阿部さんにインタビューを行いました。

研修生(1年生)を受入れていただきありがとうございます。受入れてみてどうでしたか?

私が受入れている研修生は年齢が若いこともあり、その視点は新鮮ですし、いい刺激をもらっています。私たちが当たり前だと思っていることを聞かれると、作業を見直すきっかけにもなります。「なんでだろう」とわからないこともあります(笑)

どんな研修を行っているのですか?

メロンでは畝作りからはじめ、ミニトマトについては播種から選果、箱詰めまで管理全てを経験してもらいました。美味しいものにこだわり、消費者を思って作ることが大切だということを伝えています。

阿部さんはこれからの鶴岡の農業についてどう思いますか?

農業者の減少は避けられないですね。その状況下でも産地を守るためには、私は手間をかけてもいいと思っています。例えば「庄内砂丘メロン」の産地として鶴岡が知られているからには、美味しくないものを少なくしていって、ちゃんと美味しいものを作ることです。産地形成と信頼の面から見ても大切だと考えています。

これから農業を始めたい方へのメッセージをお願いします!

農業を始めるなら自分の理念をもった人がいいですね。最初はちゃんとしたものを作る技術を学ぶことが大切で、独自のものはその次。それから農業を始めた後に離脱しないようにするためにも半端にならないよう、ステップを踏んで行くことは大切です。

ありがとうございました。

※取材時は感染症対策を行なった上、撮影時にマスクを外していただきました。

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